美しい肌作りに欠かせない食材の一つが「アボカド」。
スーパーでよく見かけるハス種では、果肉に脂肪分が約18~25パーセントも含まれている。このため「森のバター」や「バターフルーツ」とも呼ばれています。
フルーツ類の中でももっともカロリーがありますが、この脂肪分はほとんどが善玉脂質と呼ばれる不飽和脂肪酸であり、血中コレステロールを増やす心配が少ないのです。
また美容にいいとされる「ビタミンE」が多く、アボカド1個半でビタミンEの適正摂取量10mgを摂ることができます。
ビタミンEは肌荒れやシミ、シワの予防に効果大。血液もサラサラにしてくれると健康面でもメリットが期待されます。
さらにアボカドのすごいところは、美容成分として知られる「コエンザイムQ10」を含んでいること。DHCなど大手の化粧品会社も使っている有名な成分です。
アンチエイジングにはぜひ欲しい抗酸化力がとても強く、肌のうるおいやキメを整えてくれると言われています。
「アボカド」の美容効果は世界的なアーティストも注目していて、あのマイリー・サイラスもインスタにアボカドパックをしているところをアップしていたほど。
やり方はとてもカンタンで、アボカドをすりつぶしてクリーム状にし、顔に塗るだけ!
このとき使うのは、熟しはじめて柔らかくなったアボカドを使うことです。指で押すとプニッとなるくらいが最適ですので、まだ硬い場合は常温で柔らかくなるまで待ちましょう。
つぶしたアボカドクリームは30分~1時間置いてから使う方がいいそうです。
肌に直接つける以外にも、アボカドには食物繊維が豊富に含まれるので、お通じがよくなるといううれしい効果もあります。
ヒドイ便秘はお肌にも影響しますから、アボカドを常食するのはお肌の中からも外からもいいことだらけ。
最近はスーパーで一個当たり120円前後で安く買えるようになったアボカド。毎日の美容アイテムに取り入れてみてはいかがでしょう!
アボカドの栄養成分表
100 g あたり
・カロリー (kcal) 160
・脂質 15 g
・飽和脂肪酸 2.1 g
・多価不飽和脂肪酸 1.8 g
・一価不飽和脂肪酸 10 g
・コレステロール 0 mg
・ナトリウム 7 mg
・カリウム 485 mg
・炭水化物 9 g
・食物繊維 7 g
・糖質 0.7 g
・タンパク質 2 g
・ビタミンA 146 IU
・ビタミンC 10 mg
・カルシウム 12 mg
・鉄 0.6 mg
・ビタミンD 0 IU
・ビタミンB6 0.3 mg
・ビタミンB12 0 μg
・マグネシウム 29 mg