とっても気になる毛穴の汚れ、黒ずみ。何とかしたい気持ちはよく分かりますが、毛穴は一度のケアではきれいになりません。
気長に手入れを続けるのがコツです。
またひと口に毛穴と言ってもタイプがあります。自分の毛穴のタイプを知って、その毛穴にあったケアをするようにしましょう。
毛穴にはこんなタイプがあります。
****黒ずみ毛穴
さまざまな外的要素から黒ずんでしまった毛穴です。クレンジングを洗い落とし切れていない、または十分な洗顔をせずにねてしまったり、紫外線対策をまったくしない、過度なストレス、タバコなどから、肌の皮脂が酸化してまうと結果として肌が黒ずんで見えることがあります。
****角栓毛穴
このタイプの毛穴は、古い角質、肌に残ったメイク、皮脂などが毛穴の中で混ざり合った「角栓」が詰まった毛穴です。ほとんどが古い角質なので、クレンジングオイルで溶けることはありません。角栓を「抜く」、と言った表現がただしいでしょう。
****ゆるみ毛穴
ターンオーバーが乱れ、古い角質がたまった肌の皮丘がしぼんだようになり、毛穴が開いて目立ちやすくなった状態の毛穴。年齢肌に見られるタルミと同時に始まることが多いです。
さて、あなたの毛穴はどのタイプですか?
気を付けたい やりすぎ毛穴ケア
毛穴ケアでいちばんのNGが毛穴のいじり過ぎ。きれいにしたい気持ちは分かりますが、適度にやることを忘れないようにしましょう。
****小鼻用のシールタイプ
毛穴の黒ずみが気になる若い子に好まれている、角栓を抜き取るというフレーズの鼻用の剥がすシールパック。
特に黒い小鼻につかわれます。
このタイプの鼻パックはあまり立て続けにやってしまうと必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招きよけいに毛穴をめだたせてしまうことがります。
また、ベリッ!と剥がすことで汚れと同時に肌にとって大切な角質まで一緒にはがれてしまうこともあります。説明書をよく読んで正しく使いましょう。
スチームによる毛穴パックも、やりすぎは毛穴が開きっぱなしになり皮脂もおとしすぎてしまうため、長時間はさけましょう。
****ハードなピーリング
角質を吸着してポロポロにして落とすタイプのピーリングが、肌に摩擦を与えるものなので 、まず「刺激ありき」な方法です。
やったすぐ後は肌に透明感が出たような感じになるので、どんどんやりたくなると思いますが、やりすぎは禁物です。毎日行うとターンオーバーの方が間に合わず肌が炎症を起こしてしまう原因になりかねません。
ピーリング剤にはいろいろなタイプがありますが、おすすめはテクスチャーがやさしめのミルクやジェルです。洗い流すタイプで、肌への負担が少ないのが特徴です。
ボロボロと消しカスのようなものが出てくるゴマージュやスクラブタイプ、コットンでふき取るタイプなどは、乾燥肌や敏感肌には刺激月用すぎるのでおすすめできません。
****指やツールで押し出す
やってはいけない毛穴ケアのトップがこれです。毛穴の周りを爪で押すなどもってのほか。毛穴の周りの皮膚を傷つけ、内出血をおこし、下手するとそこへ詰めに付着している菌が侵入してしまうことも考えられます。
このように、毛穴ケアはやりすぎると取り返しのつかないことになりかねません。
毛穴の黒ずみや開きが気になって気になって仕方がないときは、思い切って美容皮膚科の毛穴ケアに投資するのも一つの手です。
専門家に納得のいくまできれいにしてもらえば、ハッピーになれることまちがいなしです。